レストランキノシタ | 26歳♀食いしん坊日記

レストランキノシタ

高校の時の仲間と「美食芸術・背伸びの会」という会を作っていて、

定期的に、歌舞伎をみたりコンサートをみたりしている。そして必ず

その前後に美味しいものを食べるという趣旨のこの会。

男性参加率が多く、しかも彼らは知識がとにかく深い!!

今回は「レストランキノシタ」でランチをして、そのあとN響にコンサート

というプランでした。

さて、レストランキノシタ。

Aコース4500円。Bコース5300円。Cコース6300円のランチ。

Bコースはそれぞれメニューから自分で選択できるのでBコースを選ぶ。

・フォアグラのテリーヌと鴨肉とインゲンの前菜
・豆あじとイセエビのスープ
・プラチナ豚のソテー
・ホワイトチョコとバナナのムース

をチョイス。ワインは2000年のブルゴーニュのシャンベルタンを選ぶ。

率直な感想は、一皿一皿が重い。

お得感という意味では、確かにリーズナブルといえるが、フォアグラの

テリーヌの大きさに正直参った。

いくらフォアグラ好きの私でも、ドデーンと四角い大きなテリーヌは、

食べても食べても終わらない。更にこのテリーヌ、蜂蜜がかかっている。

更に下にはマンゴーがひいてある。口の中が甘いのである。

美味しいけれど、これはもう少し少ない量のがいいのではないか。

全体的に美味しいけれど、残念ながら感動はしなかった。

予約がとれない、美味しい、という前評判で少々期待しすぎたのかもしれない。

お得感は確かにあるので、お腹がとても空いているときに、行く事をお奨めする。

お店を出るときに、イベリコ豚が飾ってあるのに気付く。

するとキノシタシェフがやってきて、一口切って食べさせてくれた。

美味。この固まりで9万もするんだそう。驚き。

NHKホールに移動するためタクシーに乗り込むところまで、シェフが玄関で

お見送りしてくれた。見た目は強そうだけど、優しい方でした。

N響のチャイコフスキー第3.4番。ワインが効いて眠たくなってしまった。

次はどこのレストランに行こうかなー。